日本酒の資格 日本酒検定とは?
社会人で日本酒が好きになり、いろいろな種類を飲むようになりました。
日本酒についてもっと知ってみたいと思うようになり、日本酒の資格なんてあるのかなと思って調べていると見つけました。
日本酒検定、唎酒師、SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)が日本酒に関係する資格です。
3種類あるけどそれぞれどういった違いがあるのか、今回、日本酒検定について調べてみました。
日本酒の魅力を消費者のみなさまに知っていただく機会を広く提供し、消費者が「日本酒をもっと楽しんでいただくこと」を目的に実施しています。
2010年より開始され、現在までに累計約5,000人の方が合格されており、昨年の実績では、年間1,500人を超える消費者の皆さまが受検しています。
はじめて日本酒検定を受検される方は5級、4級、3級からチャレンジ可能です。
日本酒検定概要
試験級は、【1級】【準1級】【2級】【3級】【4級】【5級】に分かれています。
受験資格は、職業や学歴、性別に関係なく、20歳以上の人なら誰でも受けられる検定試験です。3、4、5級は、誰でも受けることができ、3級合格後は2級に挑戦。その後は準1級、1級へと段階的に受験資格が得られる仕組みになっています。
また、唎酒師を持っている方は2級、準1級を受けることができます。
それぞれの級を合格すると以下のことが認められます。
【4、5級】
日本酒の基礎知識・周辺知識を活用し、日本酒の魅力をご自身で楽しめる
【3級】
日本酒の基礎知識・周辺知識だけでなく、特徴や魅力を理解して第三者に伝えられる
【2級】
日本酒の特徴、魅力を理解した上で、新たな楽しみ方を考案できる
【準1、1級】
日本酒のあらゆることに精通し、後世へ適切に継承できる
受験方法
4,5級は、ネット受験のみ
2,3級は、CBT試験/会場受検が可能です。
1、準1、2、3級の会場受験は全国8か所(札幌、仙台、東京、名古屋、京都、大阪、広島、福岡)
試験方式
【5級】:正誤選択式 70%以上
【4級】:二肢択一選択方式 70%以上
【2~3級】CBT試験:四肢択一選択方式 80%以上
【1~3級】会場受検:マークシートによる四肢択一選択方式
合格基準
【3~5級】70%以上
【2級】75%以上
【準1級】80%以上
【1級】85%以上
出題範囲
歴史、文化
歴史、文化(飲酒文化、地域文化など)
造り方
原料(米、水、微生物)、製造方法
モラル・マナー
未成年飲酒の危険性や飲酒運転の撲滅など、飲酒のモラル、マナー
楽しみ方
飲用温度、酒器、料理との相性、ラベルの読み方など
雑学
生産量、消費量、海外事情、銘柄、醸造元などさまざまなこと
公式テキスト
【3~5級】
勉強方法は以下の公式テキストを読んでおくと解けます。
試験を受けるつもりでなくても、読み物として非常に面白いのでお勧めです。
【1~2級】
さらに詳しく、勉強したい方はこちらがおすすめです。
まとめ
日本酒検定は、1~5級まであり、2級までは全国で受験可能でした。問題の内容を見てみると3級からでも十分合格できると思います。
3級以上を合格するとカード証がもらえて、1級を合格すると名人認定証を受け取ることができます。
資格を持つことによって、基礎知識を持つことができより一層に日本酒を楽しむことができます。